こんにちはヨシオです。
前回はセッションの練習準備で必要な道具などについて話しました。
今回はセッションで演奏するスタンダード曲について話したいとおもいます。
このブログは初心者の方でもわかるように話したいと思います。
セッションに参加する際に音楽理論が必要か否かという話を必ず耳にすることがあるでしょう。自分が言うのもおこがましいですが、あえて言います。音楽理論を知らなくても音楽はできます。かといって、否定はしません。単に音楽的アプローチの違いなだけですから。
自転車乗るのにマニュアル読みながら乗ったりはしませんよね?
自動車乗りながらいちいち操作方法のマニュアルを確認しながらもしませんよね?基本感覚で学び覚えながら人は学習していくと思います。
聞いていて、カッコいい!気持ちいいと感じる音の響き方とかメロディというのがありますが、より合理的効果的に出すにはどうしたらいいのだろう?という疑問が出てきてから初めて音楽の理論が羅針盤と役に立つときがでてくると思います。
まずはその世界に入って、慣れてみるというのが初心者としてはとても大事なことだと思います。
食べ物でいうと生まれ育って食べたその記憶とたよりに展開するようなソウルフードというか。音楽理論はより回り道をしない音楽の在り方を示す方向として素晴らしいものですが、シンプルで単純明快なメロディが人の心に残っているような現象を見ると、音楽の不思議さと音楽って面白いなあと思うばかりです。
ちなみに自分の場合は感覚で演奏するというか、論理的思考が苦手なんですね。
すみません、だいぶ脱線してしまいました。話を戻します。
スタンダード曲を覚えよう
さすがにセッションに行くにあたり。何も知らないとなにもできません。
それぞれのジャンルには確立されたきょくというのがあり。
歌謡曲では谷村新司の昴があるように。
ロックではジミヘンの曲があるように。
ジャズでは、チャーリーパーカーがあるように。
そのジャンルで万人が聞いて、即座に反応できる曲というものがあります。
いわゆる『スタンダード』曲というやつですね。
その中で、ジャズセッションでやりやすい曲ですが。次の曲がどこのセッションに行ってもセッション可能です。
セッション不動の3曲
次の3曲は必ずどこのライブハウスに行って伝えればやれる曲です
チャーリー・パーカーが好んで演奏していた曲で『Now the time』というのがあります。今でしょ!って感じですけど一番シンプルで味わい深い曲です。この曲の進行は『Fのブルース』と呼ばれておりますが後でお話します。
あと、日本人好みの歌謡曲に共通するような曲『Autumn leaves』。
邦訳ですと『枯葉』ですね。
シャンソンでも有名ですが。なかなかいろんなアレンジでシンプルながら味わい深い曲です。
Fly me to the moon
シンプルなメロディながらとても印象に残る曲です。
初心者からも日本人好みのマイナ-調もありやりやすい曲だと思います。
こちら3曲はシンプルながらこれからセッションで学ぶことが多い要素が凝縮されています。他のスタンダード曲もありますが、こちらの曲が最初はやりやすいのではないでしょうか。
というのは自分の場合は音符が最初読めなかったので、レコードからカセットテープに入れて、何度も何度も聞いて音拾っていく方法で曲を覚えておりました。これは『耳コピ』とよく言われてますが、ギタリストの方でもよくこの方法で曲を覚える方はいらっしゃいます。
耳で拾って探す方法ですので、楽譜が読めない方にとっては曲を覚えやすいメリットはありますが、楽譜で確認するより音を探していくため時間がかかるデメリットがあります。
自分は現在は音符はまあ、大体読めるようになりましたが、耳コピ半分楽譜読み半分です。こちら音と楽譜を照合しながら練習することで覚えていけるようになりますので、楽譜が苦手な方は最初は耳コピでもよいでしょう。
楽譜が読める方は譜読みから曲をおぼえれば良いと思います。
ただし、周りと合わせる場合に、統一事項の確認において楽譜は必要になってくるので頭の隅に楽譜の感覚を覚える意識は持っていたほうがいいと思います。
さて、まずは演奏する予定のスタンダード曲の音源を聞いてみましょう。
Now the timeはチャーリー・パーカー、枯葉はビルエバンス、Fly me to the moonはフランクシナトラ?あたりが有名と思いますが、他の方も演奏されております。まずは音源を聞いてみましょう。YouTubeでも聞けると思いますが、CDとかいいですね。ネットで検索したら出てきますのでご確認できたらと思います。図書館でも最近はCDを貸し出しておりますのでぜひ聞いてみましょう。
まとめ
・スタンダード曲を3曲覚えよう。
・曲の覚え方は耳コピか譜読み(楽譜を読んで覚える)
・音源を手に入れて、練習の前に曲のイメージをもちましょう。
でした。
次回はスタンダード曲の練習方法について話したいと思います。