スタンダード曲を練習しよう!

こんにちはヨシオです。

前回はスタンダード曲を3曲練習してみましょうとお話しました。

そして、曲を覚えるにあたり、耳コピによる音を拾って曲を覚えるタイプと。

楽譜が読め、譜読みから直接音の構成を覚えるタイプにわかれること。

今回は曲の覚え方、練習の仕方についてお話したいと思います。

セッション曲練習で用意するもの

セッションで用意するものは以下のものです。

・音源

・楽譜(読めなくても用意できたら用意してください)

・管楽器、ギターなどの方はチューナー

・メトロノーム

音源は音が外れていないか間違っていないかを確認するためのものですね。スマホなどに音源落とすもよし、YouTubeで聞ける環境なら楽だと思います。

自分のころはカセットテープに録音したり、CDプレーヤー持参で聞いておりましたのでそれでもいいと思います。カラオケを練習される60代以降の方の需要が高くなってきているため、最近カセットテープ復活しているようですし。

音符読めなくても、拾った音の位置を確認したりする必要があるため楽譜も極力要しましょう。ジャズスタンダードの曲の楽譜を出している書籍は多くありますが、ジャズセッションで不動のスタンダード楽譜本の名称でジャズスタンダード 青本、黒本、というのがあります。

または、ジェイミーシリーズと呼ばれるジャズ楽譜集が有名です。一流のジャズミュージシャンがバックバンドを演奏したCDと同梱された楽譜集がおさめられており、管楽器用、ピアノ用に楽譜が移調されているためジャズを練習する方たちには重宝されております。

(受験参考書の赤本みたいですね( ´艸`))

できれば、まっさらな楽譜とかノートでもいいです書き込む筆記用具もあるといいでしょう。

楽譜が読めなかった私は、コピーした楽譜にカタカナでドレミファを書いてました。これは後々、続けた場合にあまりよくないのですが、最初はこうした形で覚えてもありだとおもいます。自転車に初めて乗る時の補助輪みたいな感じでしょうか。

メトロノームは曲のリズムキープやリズム感を養うのに役に立ちます。

足でリズムをとりながらでも人は難しい曲やスローな曲を演奏するとそのリズムより速く演奏してしまったりする傾向があります。いわゆる走るといいますが、難しい曲など心理的に『早く終わらせたい』曲程その傾向があります。メトロノームは正しいリズムを導いてくれるのに役立ちます。

まずは演奏曲を知りましょう。

ジャズ曲の基本的な構成はこんな感じです。

テーマ→各楽器のソロ(アドリブ)→テーマ→End

です。テーマとは主題の曲ですが、簡単にいうと最初に聞くメロディがテーマです。(時々ソロから始まるケースもありますが…)

なんか、難しそうと思われるかもしれませんが、聞いてみたらあ、なんだという感じです。乱暴な言い方ですが、まずチャーリー・パーカーの演奏のNow the timeを聞いてみましょう。

冒頭同じメロディが2回繰り返されているともいます。これがこの曲のテーマです。そのあとチャーリー・パーカーのソロが始まり、ピアノベースドラムと各パートにソロが回りまた最初に聞いたメロディが流れますね?これがテーマに戻るです。

セッション曲は多くありますが、3曲まずは覚えようとお話したのは多くの曲を覚えるより、3曲じっくり覚えるほうがジャズ的な感覚を短期間で身につきやすいと私の経験では思います。

テーマ曲を徹底的に覚えましょう

まずは、じっくり何度も聞いてみましょう。会社に行く電車の時にリピート昨日でききながらとか、空いているときに。ただ、私は聞きすぎるとビバップ疲れがおきてしまいました。健康の範囲内で聞き続けてくださいね。

てーま、アドリブなど鼻歌でも覚えられるようになりましたら、今度は演奏しながらテーマを吹いてみましょう。楽譜読めない場合は音源を聞きながら最初は外れてもよいので、音を拾っていきましよう。そして拾えた音はメモしておきましょうドレミファなどメモしていきましょう。

テーマが更けるようになりましたら、楽譜など見なくてもテーマや、コードなど弾けるようになるまで慣れましょう。体で覚えるまで繰り返しましょう。

難しい箇所は、メトロノームを使いましょう

ここで大事なのは、指が動かしにくいなどの難しい箇所がある場合は、メトロノームを使いましょう。メトロノームはスマホや楽器屋さんで売っておりますので自分に使いやすいメトロノームを使いましょう。昔ながら音楽室にあるようなタイプのメトロノームが使いやすいですが、持ち運びの関係から無料でスマホ用にアプリをダウンロードしたものを使用しております。

ゆっくりのメロディーで演奏できか確認してみましょ。それでもたどたどしい場合は、リズムが身体に覚えていないということですので、今度は口でそのメロディを歌ってみましょう。できたら、再び楽器でゆっくり演奏してみ、できたら元のスピードで演奏してみる。地味ですが体で覚えるまでやってみてください。必ず後日この練習は身体が反応して成果が出てくると思います。

いかがでしたでしょうか、難しそうに感じましたか?

地味な練習は一日10分でも構いません。週末にやってもかまいません。

歯を磨くぐらいの感覚でやるぞと意識しないでやってみるようにしてください。

こんな方法でと思うかもしれませんが、急がば回れじっくりやってみてください。必ずこの後のセッションの参加に役に立ちます。

今日のまとめ

・演奏曲を繰り返し繰り返し聞き、覚えましょう。

・テーマ曲を楽譜を見なくても演奏できるまで慣れましょう。

・難しいところは、メトロノームで遅いテンポで練習して慣れたら普通の店舗で練習しましょう。

次回はテーマ曲の後のソロ、アドリブについて話したいと思います。

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