こんにちは、ヨシオです。
前回『続・レッスンはプラスか』でレッスンの有用性について語っておりますが。それぞれの事情によっては、定期的にレッスンを受けたりするのが難しい方もいらっしゃる方もいると思います。
レッスンの一番のメリットは、独りで練習の場合は己の主体性のみで判断せざる得ないところ、レッスンではその道のプロの方による客観的な自分に対しての評価と指摘による明確な指導を受けられることにあります。
視界がぼやけず、明確なピントを絞ることができることで、音楽をやっていくにあたり、自分の中でブレない軸を持つことができるでしょう。
中には、個人宅でのレッスンはちょっと…。と思われる方もいると思います。
ビビりな自分もとてもビビっておりました。
さて今回は、そんな方には不定期、もしくは自由常時開催していているグループ形式のレッスンをご紹介いたします。
グループレッスンって?
これは、この名の通りマンツーマンのレッスンではなく、生徒複数名と先生でのレッスンになります。メリットとしては個人でのレッスンよりレッスン料が安いことと、自分と同じ初心者の方と受けることで、ある程度リラックスしてレッスンを受けられると思います。デメリットとしては、グループでのレッスンのため、個人差がある場合より教わる内容が授業形式になりがちこと。また、グループの集団性に隠れて個人での積極性を失いがちな懸念があるところです。良くも悪くも受けやすいレッスンがグループレッスンです。
セッションレッスン
グループレッスンでよくあるのが、各ライブハウスでセッションをやられている場所でのセッション形式のレッスンです。このパターンはライブハウスでよく出演されているミュージシャンの主催であることが多かったりします。
ライブハウスのホームページなどで初心者向けにアナウンスされていること多いので確認してみてください。
セッションレッスンは、始めたばかりの初心者向けのセッションの進行の仕方など丁寧に教えてくれることが多かったです。
私が社会人になってから、再びセッションがやれるようになれたのも当時豊島区の池袋にありました「SOMETHIN’ Jazz Club」というライブハウスでした。そこで、ジャズでありがちな演奏のやり方、ブレイク、4-8バース、カデンツァー、循環エンディングなど覚えることができました。(未だに、苦手手だったりしますが…(-_-;))カウントの取り方から、章節数え方まで。
2000年初めのころ、感じたセッションをやる場所は高度すぎて敷居が高かったイメージを。前のオーナーさんが池袋でお店を始めて。当初は大まかにセッションがメインだったのを、スクールのようにクラス分けすることで、ジャズを知らない人も始めやすい気持ちになった記憶があります。
超初心者、初心者、中級、上級、フリーと
中級から通常のセッションとなり、通う人はみなフリーでセッションできるように燃えました。現在でもシステマティックになりすぎて賛否があると思いますが。
クラス分けされており、各クラスで教習所よろしくマスターのハンコをもらい上級にあがってくことで、モチベーションも維持できてゲームっぽく楽しめたと思います。自分の知る限りでは、初心者向けの門出を広げた先駆け的な店だったように思えます。その後、都内で錦糸町、渋谷他初心者向けのセッションの場所が広がったのも自分は、この店が最初だと思います。
実際の音楽教室で教えてくれることより、セッションの具体的な演奏方法やアドバイスをプロに教わることができるばかりか、プロと一緒にセッションができるとてもお得なレッスンだと思います。
デメリットとしては、セッションレッスンからでも周りと楽しく演奏できるため、他のセッションに移らず、そこに停滞し続けがちな環境になりやすいというところがあると思います。つまり、その場所に満足していて成長しないためその場所でしかセッションができないということがあるので注意しましょう。
ワークショップ
もう一方のグループレッスンとして、楽器店などで開催しているワークショップ形式のグループレッスンです。特定の楽器を扱っているお店だとよく、その楽器演奏者の第一人者を読んで、聴講形式のQ&Aでのグループレッスンを開催されるところがあります。
サックスですと、大久保の石森管楽器が有名ですがたまに来日するサックス奏者が世界的有名な方で緊急開催などされていることが多かったです。
自分がよく行っていたときは、一流の奏者が普段の練習方法を含めて、取り組み方や考え方をレクチャーしてくれました。あと予約か抽選だったと思いますが、何人か自らの楽器を取り出して公開形式のグループレッスンにをされていたことがありました。こちらもなかなかない貴重なレッスンとなりますので、こうしたお店で開催している情報はホームページなどで伝えているのでチェックしましょう。
まとめ
- グループレッスンは気軽にレッスンを受けることができる。客観的な自分の課題を知ることができる。
- セッションレッスンはセッションをしながら具体的に初心者向けにセッションのやり方を教えてくれる。
- ワークショップは楽器店などでたまに一流のミュージシャンが練習や公開グループレッスン形式で教えてくれることがある。
でした。
レッスンの話はこのぐらいにして、次回はセッションでの失敗について話してみようと思います。それでは!( ´艸`)