みなさん、こんにちは!お久しぶりです。
GW後半ですが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウイルスによる非常事態宣言により、自宅で過ごしております。
現状のニュースはあまり芳しくなく、悲観的な意見が占めている重くてつらい状況ですが。
それでも、私は暗い気持ちで自粛するより、現在の状況を冷静に受け入れて、明るい気持ちで前向きに生きていきたいと思っております。
さて、音楽活動も現在プロ、アマチュア共に自粛を余儀なくされております。
ライブハウスでセッションもできない、カラオケで管楽器の練習もできない。
わたしは今の状況に肩を落としてました。
セッションに行けない。カラオケで音だしができない。
これでは、音楽ができない。
けれど、根本的なこと…なぜセッションやカラオケで練習するのか考えてその考えを見直すことにしましした。
楽器で音を出すことをルーティンとして練習として満足していただけではないのか?楽器で音を出せないから練習できない…。
果たしてそうでしょうか?今回は練習ってなんだろう。
自宅で練習する方法を考えてみました。
なぜ練習するのか?
さて自粛期間の最近ですがサックス奏者の本田雅人さん。最近YouTubeを始めまして、練習についてジャズピアニストの方より聞いた興味深いことをお話しておりました。
『普段あんまり、基礎とかスケールとか練習というものはしない』
はい、もちろん基礎はとても大事です。ここで言っている意味は音楽的な練習という意味でのことだと思います。
もちろん、それらの基礎練習はしなくていいという話ではないです。
昨年のジャズ演奏でプロはどんな練習をしていのか?でサックス奏者のマックスイオナータさんはスケール練習みたいなことはしないといっておりました。
よくあるのはスケールを覚えるのはドレミファソラシ~という風に覚えると思います。
これ、なかなか苦痛ですよね?私は現在なんとか12キーのメジャーを怪しげに吹けるようになりましたが、ドから始めないと吹けません。
それだと音楽的な構造ではなくて丸暗記によるルーティンで満足して終わりがちです。本田さんもマックスイオナータさんも共通して言っていたのは、音楽的に常にイメージ出来て処理できるように考えて即座に演奏で反応できるようにしていると話してました。
単純に言うと、鳴っている音に対してメロディを思い浮かべられるように反応できる練習が音楽的な練習ということですね。
『練習』の種類
本サイトでは『楽器始めて間もなくとも、他の方たちと一緒に演奏することで音楽の楽しさを知って趣味としてほしい』という願いを込めて作りました。
それは自分が経験したセッションで人と音楽をする楽しさを知ってほしいという思いからでした。
私自身音楽知識がない中で、やってみたことをお伝えしてきました。
自分の経験上、受ける情報量が多くても興味がない知識や情報はなかなか身に付きませんでした。(いまでもですが)
まず、人と一緒に演奏する楽しさを知り。より演奏を理解したい。
そのため、演奏するうえで音楽理論的なものは割愛しました。
セッションに慣れてくると、かならず壁にぶち当たります。たとえば
①フロントのテーマを合わせたい、ドラムと4バースとかコラボしてみたいブとか
②フロントのテーマ曲に乗せてハモりたい、ブルーノートスケール一発のアドリブそろそろやめたいなー、もっと自分の出したい音をアドリブで表現したいな、とか。
③もっと音色を豊かにしたい。太い音を出したい
というような壁に悩むでしょう。
『理論は不要じゃない?音楽は感覚でやるもの』
それも間違っていないとおもいます。
私はセッションは音楽上のコミュニケーションと思います。
英語に例えると、中学英語での会話からTOEIC高得点ぐらいの日常英会話ができるようになりたい感覚と近いのはないでしょうか。
そんなわけで私の場合はより他の人と音楽的な会話をより楽しむために練習をしております。
自分の自粛中の練習内容
そのうえで現状において、上記の悩みに対して必要な練習は以下としております。
これは基礎力をこれからつけるにあたり必要なもので、これからやっていくためのリストは以下とします。
①リズム感
②コード、和音知識の習得
③楽器を演奏する基礎体力
とわけられると思います。
これら普段の練習では
①はメトロノーム、
②はカラオケで和音吹きながら音をチェック
③はロングトーンでの練習をしておりました。
①と③は肉体的な練習となりますので筋トレに近いものがあると思います。
筋トレは考えなくても続けていれば、効果が確実に体に出てきますので、分かりやすいですよね。
しかし②は本来、効果が出にくいものなので正直ほとんど力を入れておりませんでした。💦があらためて理解しての動かすのとは差が違いました。
さて、普段の練習を振り返ると改めて無駄が多いことに気づきました。
あらためて、練習を振り返るとほとんど自宅で練習できると反省。
さて、現在自粛中の自分の練習方法です。
①のメ一音ずつトロノームですが、これはiPhoneにアプリも入れられますので自宅で音に合わせて、サックス本体を持って、ド→レ、レ→ファ、と四分、八分、十六分音符と指を練習。これを一番下のB♭から半音ずつ挙げていきます。各キー3分かけてやります。この練習はB→Cのクロスフィンガリングなどの練習や
②コード和音を理解するうえで、音程…音の幅=度数を理解できていないため、基礎的な楽典を見て問題解いたりしてます。楽典は大学でも教科書としてしようされている音楽之友社の楽典
③楽器での指練習は①のメトロノームでの練習を考えます。
ロングトーンにあたる練習ですが、マウスピースを支える口周りの筋肉と腹式呼吸による横隔膜周辺の筋肉を鍛えるのが本来の目的です。
そこで、ご紹介する器具はPROIDEA プロイデア ウタエット ウルトラボイスという商品です。
元々は発声を鍛える器具で以下の効果を目的としたトレーニング器具です。
・声帯トレーニング:喉への負担を軽減し、伸びのあるハッキリとした声になる。
・呼吸筋トレーニング:身体を響かせる力強い声。腹筋、骨盤低筋、横隔膜が鍛えられ、安定したパワーのある声になる。
・腹式呼吸サポート:横隔膜を使ってお腹から声が出る。発生時、自然にお腹に負荷がかかります。横隔膜をひらき腹式呼吸をサポートします。
こちらは発声を鍛える目的の商品ですが、口周りの横隔膜を鍛える目的と考えると共通することが多く即決で買いました。
値段も税抜きで1980円とかなりお手頃な金額です。
あけてみると写真のような樹脂製のマウスピースで、口にくわえてお腹に手を添えて、腹を膨らませる、ゆっくり息を出し切るまで息を出すというもの。
こちらはロングトーンと同じ抵抗感を感じました。
また舌を下側に当てながら『ウー』と発生しながら息を吐くことで喉の奥が広がりながら発生するのがわかります。喉の動きはロングトーンにおいても豊かな音を出すのに有効でこちらも同様の練習ができると実感しました。
まだ使用したばかりですのでこちらは使い続けて感想を述べたいと思います。
値段も手ごろでAmazonでも売っております。
まとめ
自粛中の私の練習を方法を備忘録にて述べてみました。
練習は工夫すればいくらでもあると思います。とはいうもののやっぱり楽器を演奏したい!ということで室内で演奏できる楽器を検討中です。
それについてはまた!