セッションにいよいよ行ってみたら!その2

こんにちは、ヨシオです。前回の続きです。
さあ、セッションで挨拶も済み、楽器を取り出して待機。

自分が初めて行ったとき、この辺が早く一曲終えて一息つきたいのと予想がつかない感じでかなりテンパっておりましたが。押さえておくべきところを抑えていれば大丈夫!順序だてて話してみます。

待機中は緊張しがち、セッションを楽しみましょう

セッションが始まり、呼ばれるまで待機ですが。自分も初めてセッションにいった頃よく譜面を見直すとか指の確認とか焦りがちですが、セッションの雰囲気を楽しむ目的としては、よくなかったと反省しております。

ここまできたら腹をくくるぐらいの気持ちで、現状自分にできうるパフォーマンスでやっていこうぐらいの気持ちで腹をくくりましょう。

アドリブできなきゃ、自分にできうるパフォーマンスでテーマを吹いてみる。

テーマが演奏できていなければ、今自分にできうるリズムキープをする。自信をもって出せる音を響かせる。ような。

自分も音楽経験が全くない状態でセッションを経験したことがあるので、不安を超えて恐怖な気持ちだったこと思い出します。

けれど、音楽経験がなかった方で初めてセッションに参加するというのは。

自分史において全く新しい世界に踏み入れるということなので、テンション上げてセッションに参加してみましょう。

セッションリーダーにあたるホストさんが、名簿など均等に演奏できるように各楽器パートの人を呼ばれます。

こんな感じですね。

ホストさん「あー、どうもありがとうございました。えー次はサックスーヨシオさんーとAさんー、ピアノBさんー、ギターCさんー、ベースDさんー、どらむEさんー次お願いいたしますー


呼ばれましたらステージに行きましょう。

はーいって自分は緊張してガチガチになりながら上がってました。

今でも緊張しますけど(^◇^;)
ステージに上がりましら、一緒にやる方たちと挨拶しながら演奏したい曲を伝えてみましょう。

セッションでやる曲をリクエストする上での暗黙のルール

リクエストする曲のテーマは、リクエストした人が必ず演奏できなければならない。

です。あたりまえですけど。曲のテーマはその名のごとく主題ですので演奏できないのは演奏が成り立たないのと同然と言えます。

ソロのアドリブが素晴らしくても、テーマ曲が演奏できないのは非常に残念なイメージとなります。曲の感想として残念に思われるでしょう。

自分もろくに演奏できないのに、やってみたくてリクエストするものの、演奏できなかったことがよくあります。

別に楽譜通りでなくて構いません。ジャズですから、メロディライン失わないある程度崩してもいいと思いますが、ここでいう演奏できないというのは全く音が出せない無音の状態のことを指します。

アドリブよりもテーマ曲が演奏できないのは全体の根幹を台無しにしてしまうぐらい残念なことだと思いましょう。

初めの場合頭が真っ白になっていると思います。自分は頭真っ白でした。手がガチガチになってて。(-_-;)やっぱり自身がない…どうしよう?

どうしたらよいか?

極力シンプルな曲でフロントがもう一人いれば、一緒にユニゾンで演奏してもらうリクエストをすればよいでしょう。

というわけで、自分だったらこんな感じで話してみます

「はじめましてーヨシオです。セッション初めてなので、FのブルースのNow the timeをお願いしてもよろしいでしょうか。あと、テーマ曲不安なのでフロントの方一緒に演奏してもらってもよいでしょうか?あと、リズムはこのぐらいで(と手拍子で)よろしくお願いしますー。

という感じでスピード、テーマを吹く、ソロを回す、など決めたら、演奏しましょう。

Now the timeが一番シンプルでやりやすいです。困ったときはNow the time今でしょ!

キングオブスタンダードNow the time。セッションでこの曲演奏したことがない人はいないぐらい、知られている曲です。

そのため、Now the timeリクエストしたら「えーまたその曲?」的な反応があるかもと不安に思われるかもしれませんが、『初心者』可としているセッションではそんな心配は無用です。みな温かく了解してくれるはずです。

曲を決めたら演奏可能な状態にすぐに準備しましょう。

トランペット、サックスのフロントや弦楽器はチューニングを簡潔に済ましましょう。

延々とチューニングがぴったり合うまでやっている方がいますが。

ダラダラセッティングしているのは、あまりクールでないのでスマートにチューニングを合わせましょう。

管楽器とかの場合クラシックや吹奏楽出身の方でない限りは、ピッチ(音程)を安定して合わせるのはまず難しでしょう。

なぜなら気温による管体のコンディションでも変わるし、マウスピースを扱うプレイヤーの吹き方(アンブシュア)でも変わるからです。

自分も経験しましたが、慣れない場所で演奏する場合緊張により、マウスピースを強く締めすぎるため、ピッチが上がり気味になるのです。

このへんはレッスン受けたり、練習や経験が必要になりますが。

それでもチューナーでピッチを合わせれば、経験上ある程度は問題ないと思います。8割ぐらい合わせたらいいぐらいの気持ちでいいと思います。

それでも不安ならピアノにA音あわせて決めましょう。そして決めたら腹をくくる。

自分の経験でいうと演奏に慣れて自分でも気持ちいい音が出せたときはピッチも綺麗に合ってます。経験で体で覚えていけますのでそのぐらいの感覚で演奏準備を進めましょう。

さあ、周りもスタンバイできましたか?

準備できましたら、ドラムに合図してカウント入れてもらいはじめましょう!

お疲れさまでした!

 どうでしたか?演奏できましたか?うまくできませんでしたか?

きっと演奏できた安堵で少しは緊張感がほぐれたのではないでしょうか。

え、緊張して全然できなくて恥ずかしかった?

あまりのひどさに1曲やって帰った?

はい、それは過去の自分です。( ´∀` )

失敗から学ぶことがありますが、やはりショックなことはショックですよね。自分は初心者でのセッションに参加したとき、緊張でまったくできず、あまりのふがいなさに、1か月楽器触れなかったことがあります。

それでも音楽が自分にとっても癒しでもあったので今に至るのですけど。

これが始まりです。演奏の楽しさを感じるものがあれば、きっと乾いたスポンジがみるみる水を吸収していくように、セッションに順応できていけるでしょう。

感想を一緒に演奏した人と他の方の演奏を聴きながら。

また、同じような不安を他の人も感じていたり共有することで、どうしたらもっと上手くなれるか、モチベーションを上げていけることでしょう。

そして、セッションで足りなかったことを課題として消去法としてクリアしていけばいいのです。

まとめ

  • 待機中はセッションの雰囲気を楽しもう
  • セッション曲と演奏スタンバイを簡潔に決めてクールにはじめよう
  • 失敗を恐れず演奏しよう

今日はこの辺で、これから楽器練習にいってきます。

次回は、セッションのマナー等についてお話したいと思います。

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