こんにちはヨシオです。
前回はセッションのマナーについてお話しました。
今回のお話は、セッションをより楽しく演奏できるための普段の楽器の練習の取り組み方について述べたいと思います。
これまでにも、練習方法を話しておりますが。
まずセッションを経験することでモチベーションを持っていただきたいう意図がありました。
そのため、セッションに参加する上で必要最低限な方法を自分の経験から話させていただきました。
セッションにまず参加し、周りの演奏も含めて刺激を受けてモチベーションを上げていくことが、まずはセッションを趣味とするうえで重要なことだと思ったからです。
セッションを初めて経験された方の中には、本格的にレッスンを受けたり練習をしようと思わる方もいらっしゃると思います。
そうした、気持ちになりやられている方は素晴らしい事だと思います。
これから熱意を持たれながらモチベーション溢れて日々練習を重ねていくことも。
一つだけ、ご注意されたいのが仕事もそうですが。あまり根を詰めすぎないでやられることをおすすめいたします。
それは私の失敗経験からもしもう一度初めてやる場合にどんなことが必要だろうと考えた結果です。そんな私の苦い経験をお話します。
20代でセッションを知り。会社員となったのちも、よりセッションを楽しめるためには次のように考えておりました。
私は、憧れのジャズサックス奏者でビバップを代表するテナーサックス奏者でジョニーグリフィンという方おります。
アメリカシカゴ出身のテナーサックスを高速吹きをされるかたビバップジャズの演奏が初めて聞いたとき衝撃でした。
そのため、この人みたいに演奏できるようになりたいというの当時のモチベーションでした。セッションに進んで参加するというより、体力と技術的な基礎練習を行い、自信が持てたら実験的にセッションに参加するスタンスでした。
ヘタレな自分としては、練習を十分することで自分が安心でき、セッションでのパフォーマンスも発揮できると考えておりました。技術的にうまくなりたいと考え、プロのジャズサックス奏者の方に師事しレッスンも受けました。
そして、サックス奏者の悩みの種である練習場所として部屋で吹いてよい場所も探しました。環七通りの交通量が激しい場所で窓は二重サッシでないと、うるさくて眠れないような部屋でした。
借りた部屋はワンフロア1室で隣はいない、下の部屋も音楽教室のためサックス練習をするうえで問題ない場所を確保でき環境も整えました。
プロに学び、練習場所も確保しあとはやるだけだったのですが。
残念ながら、うまくいけませんでした。
やらなくちゃいけないことが膨大すぎて途方に暮れてしまいました。
ジョニーグリフィンのように吹きたい。それにはストイックに練習を続けなくてはいけない。
やらなくてはならないという感覚でストイックに練習をするのは苦痛に感じたのでした。さらに当時仕事も毎日終電近かったこともあり、練習する時間も限らてました。レッスンの課題もありそれらをこなすことが義務と感じてくるようになると演奏の楽しさよりストレスを感じるようになってしまいました。
そしてモチベーションはどんどん低下していくのが自分でもわかりました。
休日を含め、ストレス感じることは何か違うなと感じた私は部屋を解約し、1年ほどサックスを止めてしまいました。
今思えば、いろんなセッションに挑戦して飛び込んで失敗も含めて経験をモチベーションしたほうが良かったと思います。
そんな苦い経験から学んだのは。
何かをなすのは、本人のモチベーションコントロールが何より重要だということでした。
演奏に限った話でなく、生活習慣にいたるまで一番自分が何を必要としているか。そこから楽器を演奏するセッションを演奏するモチベーションはどこから出てくるのか。それらを自分で納得していないと趣味として楽しめないなと感じたのでした。
あまりピンと来ないかもしれませんが。自分のこの失敗を例にしてみると。こんな感じでしょうか。
- ジョニーグリフィンのような演奏をするためには、生活の中でなによりも演奏練習を優先しなければできない。
- 自分の中で優先されるのは家族、仕事である。
- ジョニーグリフィンのような演奏はできないけど、演奏するのは好きだ。自分のスタイルにあった演奏やセッションを楽しむ方法模索してもいい
自分のライフスタイルに合わせて設計していけばいいという結論に至るわけです。自らの生き方を反映した演奏はたぶん演奏にも説得力をもたらすと思っております。
自己分析をしたのちに、モチベーションコントロールをすることで、
少ない時間の合間や、楽器がない状態の時でも音楽を意識することで効果的な練習方法を見つけて練習をしております。
お子様をお持ちの主婦の方や、サラリーマンの方など練習する時間が少ないことの不安をお持ちだと思いますが、何が自分の中で優先されていて自分にとって考えて整理することで、明確なモチベーションを持っていく。
そして限られた時間の中で、有効で合理的に練習することで時間がない人でも十分に楽器は練習できます。モチベーションをもち、毎日5分15分でも歯を磨くような感覚で続けることで、練習時間が限られている人でも演奏に効果が出てくると思います。
まとめ
- 自分のモチベーションをコントロールする意識を常に持とう
- 自分の生活習慣から何が優先なのか自己分析してみよう
- そのうえで、練習を日常の一部として続けてみよう
でした。
次回は実際にサックスで自分が時間がない場合の練習方法をお話したいとおもいます。