こんにちは、ヨシオです。
前回はより音楽を楽しむにあたり、自分のライフスタイルに合わせた音楽の楽しみ方、それによる練習とモチベーションについて話しました。
では、時間が制約されている社会人でも音楽が楽しめるのか?
はい、楽しめます!
今日は実際に自分がやってきた練習法を含め、実際に時間が制約されている社会人が続けていける練習方法を説明していきたいと思います。
今回は、私がやってきたサックスの練習方法でありますが、他の楽器でも共通できることがあると思います。参考にできたら幸いです。
演奏技術を支えるのは基礎体力。すなわち筋トレ
まず、最初に演奏が上達していくうえで大事なことはなんでしょう?高速に吹き続けられること?それとも多くのメロディを歌えるようになること?
もちろん大事ですがそれらを支える体力が必要なのは言う前もありません。
サックスにとっては安定したロングトーンができるブレスが必要ですし、
高速で動かせる指の筋力があって、テクニックが確立できるとおもいます。
演奏力をあげるといことは基礎的には以下が必要だと経験上私はおもいます。
- ロングトーンや音を支える体力的な基礎体力
- 速く動かせるための指の基本的な筋力向上
これらが合わさって、次の演奏力に結びけられると思います。
スポーツでもまず基礎的な体力がなければ、体が動かず技術的に結びつく動きにつながりません。ボクシングで例えると、世界ランカーレベルのテクニックがありながら、4回戦ボクサーと同じぐらいの体力しかないのと同じです。
試合に勝ち続けることはできませんよね?
そのうえで、その曲のメロディに対応したドレミファソラシド…。スケール(音階)を知ることでより演奏の幅が広がります。
こうした練習を、音大生や大学生でサークルなどの環境で練習をしていくにあたり1日5-8時間ほど練習を続けて音楽の基礎を構築していくわけですが。
毎日、子育てやサラリーマンなど一日のほかの時間が決まっている場合、音大生たちと同じような練習はまず望めません。またセッションを楽しむモチベーションとしてもそんなに練習に時間をかけることは社会人にとってデメリットが多いともいます。
練習は毎日の積み重ねですが、長い時間をこなすからといって十分な効果をもたらすわけではないと、自分の失敗経験から感じております。
時間のないひとでも工夫すれば補えると思います。サックスのケースでは次の方法で日々練習できると思います。
筋トレ、体幹を鍛える
は?なんだとも思われるかもしれませんが。日常生活含めて全体的に向上できる最もわかりやすいのは筋トレです。
身体がより動くことで、演奏のストレスはなくなりさらに力がついていく。
サックスの場合は、豊かな音色と太い音を支えるには肺活量と音を出すマウスピースを支える口の周りの筋肉を鍛えることが肉体的に必須です。
通常では、日々ロングトーンを続けることで腹式呼吸を含め筋肉を養っていくことをよく教えておりますが、昨今の住宅事情においてサックスのような音量jのでかい楽器を毎日吹くのは難しいのが現状です。
そんなわけで、私の場合は縄跳び2分5ラウンド合計10分を常に行っております。縄跳び?と思うかもしれませんが、2分でも続けていると息が激しくあがります。7日以上続けていると肺活が鍛えられて安定していくのを感じます。
あと、腕立てして静止、肘をつきながら足のつま先立ちによる姿勢での静止、横向きで肘立て静止左右、再び腕立て静止、肘つき静止のプランクと呼ばれる体幹を鍛える筋トレを合計10分毎日行っております。これがなかなかキツイです。
この運動により、使わない筋肉も腹式で使う時に意識でき、ロングトーンと同じ効果を自分は感じることができ、日々つづけていて私は肺活量や体幹が十分に楽器を支えていけているのを実感しました。
さらに音色ですが、毎日マウスピースをくわえて口輪筋の筋肉を鍛えるのが大切ですが、毎日音出しができない場合、私の場合は口輪筋肉を鍛えるためにマスクをしながら、電車などでやっていた方法ですが、発音の『ウ』と『イ』を繰り返して筋肉を鍛える方法をとりました。できうるかぎりギリギリまで『ウ』と『イ』を唇で発音しました。
ただ、こちらを続けておりましたら、1週間ぶりにサックスを演奏するよりはまったく口輪筋は疲れませんでした。1万回が理想ですが、人前は恥ずかしいのでマスクをつけてやってました。はたから見ているとブツブツいう怪しい人だったかも。(笑)
以上日々楽器での練習が難しい場合、筋トレが効果的だと私は思います。
これによって、楽器の練習と同等の効果を得られより次のステップの練習もやりやすくなります。
まとめ
- 楽器の演奏を支えるのは、基礎体力である。
- そしてそれを鍛えれことができるのは日々の筋トレで鍛えられる。
でした!
明日は引き続き時間がない社会人向けの練習方法を紹介させていただきます。
それでは!