こんにちは、ヨシオです。
ここまで、駆け足で楽器を始めてからセッションに参加するまでを話しました。
私のご紹介した通りにセッションを経験された方は、ある程度楽器が演奏できて始めたのセッションも楽しめられているとおもいます。楽器の操作のコツなどわかってきて面白くなってきているころだとおもいます。
けれど、上達が停滞して壁にぶち当たるのもこのタイミングではないでしょうか。最初にお伝えしますと今回はレッスンを受けたほうがなぜいいのかということを話したいと思います。
自分の経験でいうと…。
始めたばかりのセッションに行ったときに特に意識していたのは、
他の人も同じと思いますが、同じ楽器のパート、サックス奏者でした。
社会人になったのち、通った初心者のセッション場所で出会うサックスのプレイヤーの演奏を聞いて落ち込む落ち込む。(笑)
他の楽器と掛け合いながらアドリブをやったり、音を止めている間に和音を連ねた美しいメロディを吹く人…。ドラムとも掛け合いながら、バシッとテーマを決めて終えられる華麗なプレイ。
初めて聞くものばかりだったり、自分と比較して全然駄目だあ!と落ち込んでしまうも、感動してうまくなりたい!と強く思ったのでした。
逆にこれまで我流でやってきたことに限界を感じたのもこのころでした。けれど我流では、より今までとは違うようなプレイはできないとも確信しました。
これまで、初心者向けに説明の中で、曲は3曲ぐらいで音階も必要最低限で問題ない。セッションにまずは参加してみようと推奨しているのは。
人は本当に必要だと思わないと、真剣に集中して話を聞かない生き物だからです。(全く自分のことですが。)
自分の失敗経験で話すと。
初心者のありがちな失敗の一つに、情報収集をしすぎることがあります。
私が始めた時、まだインターネットは広がっていないかったのですが。
私の場合、教本を買っては内容が理解できず読んだ気になって本棚の肥やしになっておりました。
…オルタードにセブンスに、ディミニッシュに、2-5-1にアイロニアン、エオリアン、ロクリアンにメロディックマイナーからのアルペジオで9th跳躍の…。解読するのもわからないし、情報量に途方に暮れてやがてまた新しい教本に手を出すのを繰り返す。
実際の練習をして実践して身に着けるわけでもなく、ひたすらかって集めて知った気になってそのまま本棚の肥やしとなっていく。
自分の失敗から、教訓とすると。
人が得られる情報にはキャパが決まっていて、着実に身に着けるには情報量をコントロールしてその時その時の自分のレベルに必要な情報だけを集中して練習していくのが一番合理的だということでした。
情報に惑わされず必要最低限な情報に抑え集中して練習する。
自分一人で練習する場合、練習方法があっているのか?これでいいのか?という疑問が常につきまといます。まちがっていないか検証をして練習をしてセッションなどで実践して、さらに微調整などで常に練習方法を疑いながら練習しておりました。モチベーションが下がることが多かった気がします。
しかし、受けてわかったのは、プロの方が実際にプロとして確立するために得てきた経験を具体的な方法と経験から得た明確な説明により、迷わず明確な方向を教えてくれたことで、練習もモチベーションを取り組むことができたことでした。
餅は餅屋というように、その道のプロにレッスンを受けることによって、そうした時間のロスを受けることなく練習に集中できるというメリットがあるとおもいます。
すなわち…
レッスンをうけることで、自分を信じるまっすぐな軸ができる。
自分のまっすぐな軸とは、レッスンから学び得た自分の信じられる基本です。
それを作ることで、たとえ間違っても自分の基本に立ち返り軌道修正もより時間のロスなくすすめることができるでしょう。
こうしたレッスンのメリットを話しておりますが、デメリットとしては社会人にとって一番あるのは
- レッスン料が高い
- 課題をこなす時間がない
というのがあると思います。レッスン料はプロの方から学ぶと60分で1万円とかよくある話でしたが最近は音楽教室などでかなり安くなっていると聞きます。
経済的余裕がない。忙しくて時間がないという方ももちろんいると思います。
私は経験から、是非長期的な視点からぜひ自分への投資として考えていただきたいと思ってます。より自分が変化していくことを楽しむために。人生を楽しむにあたり、自分への投資として。
自分がレッスンを経験していえるのは、演奏で収入を得ているプロの実践されてきたノウハウは何よりお金に代えて価値がある技術と感じました。
タダより高いものはないといいますが。プロの方が苦労して得た経験を押してくれるわけなので、お金に換算しても自分血肉となる投資と考えておりました。こうしたノウハウは時間がない人ほどレッスンは有効にセッションのみならず演奏力を上げることができる手段だと思いますので、私は是非推奨します。
自分は3年だけ学びましたが、学んだことは自分の中にまっすぐな軸として存在できました。それはセッションやバンド活動での判断など今に至っております。
さてレッスンの有用性を話しましたが、もちろん私見です。個人でもやっていかれている方を幾人も知っております。貴方の最適な選択肢を選んでいただけたらと思います。
まとめ
- おのずと知りたい情報は必ず現れる。情報を集めすぎて溺れないようにしよう!
- レッスンによって己の中の軸を立てよう!
でした。引き続きレッスンのメリットについてお話したいとおもいます。それでは!