久しぶりにセッションに行ってみた 後編

こんにちはヨシオです。

昨日に引き続き後編です。
参加した自分の失敗したことを書いてみます。
ぜひ、反面教師に(笑)。
演奏がおわり、しばらくはオーディエンスとして他の演奏を楽しみながらセッティングの休憩中は周りや友人と軽く会話してました。
先にセッションを始められたメンバーよりAll things you areを演奏しており、
前回自分はFブルースのStraight No Chaserを演奏しました。
ブルースもの次は何しようと考えながら他の方演奏を楽しんでました
曲は『枯葉(Autumn Leaves)』
ピアノ、ギター、テナーサックス、アルトサックス、ドラム、ベースの編成。
この編成で枯葉を演奏する場合、主旋律にあたるメロディを演奏するフロント2管編成ですと、たいてい前半後半に分けて吹くことが多いです。(もしくは序盤と終盤のテーマ曲を分けるとか)

歌ものの構成として多いのはAABAとよばれる構成。

よく出てくるAABAですが、Aコーラスと、Bコーラスとすると、
この場合Aテーマを2回繰り返した後、サビに当たるBコーラスに繋がり、
もとのAコーラスに戻って終わるという構成が多いです。
なので2管に分けて演奏すると、AAとBAで分けて演奏されてました。※好みですのでこのかぎりではありません。
後半のBA終わってからのブレイクと呼ばれる2章節リズムセクションが止まるのがあります。
その2章節ですが、自由にフロントが展開して演奏するところも、フロントの腕の見せ所、おいしいところです。キメると心の中でガッツポーズします
( ´∀` )
枯葉は歌もの系で一番ジャズで試す要素が多い曲ですのでお勧めです。
枯葉を制したもの、ジャズを制する 。かもしれないです。
さて再びセッションの番で、自分がコールされました。
アルトサックスの方と2管編成。ということで、軽く挨拶をして
There Is No Greater Loveをリクエスト。
そして、事件はこの後起きました。(笑)

頭がわからない!

There Is No Greater Love、この曲の構成もAABAでして。

前半AAはアルトサックスの方、BAは自分のパートと軽く決めてスタート。

スタート!前半から後半テーマ移る……。

んー…。

なんだこれは…。

うーん。

ベースとドラムがかみ合っていないぐにゃぐにゃしている。

(実際の感想です)

テーマを吹いてアドリブに移る。うーん頭の中のコードが聞こえない。

完全にドラムのリズムともあっていない、ような気がする。

ベースの自由度が高い。スロー&ダッシュで不安定にてペースが全く分からない状況になる。周りと確認してベースに合わせる。が、まったくわからない。

が、それもジャズ。ジャズに決まりはない。昔だったらパニックに陥いるケースですが、この結末を知ってみたい気もする不思議な気持ち。

ベースソロに入り、自由度は加速する。もうまったく頭はわからない状況

そこで、アルトの方より名言を聞くのでした。

何としても自分たちで終わらせる

こうなった状態でも、何としても私たち(フロント)でエンディングさせる!
どんな状況でも音楽が始まった以上は終わらせるのもフロントの役目である。
ジャズに決まりはない。そしてそういうノリは嫌いじゃない。
ということで、ベースに皆耳を傾けて終わりの合図、ヒントを探す。
やがて、ベースも落ち着いてきてテーマ曲がわかるベースを弾き始めた。
頭どころにすかさずアルトが4バース入り、ドラム後にすかさず自分も入る。
ピアノ入る、終わりに近いのが和音で感じる。
えい!って感じでアルトさんテーマに着陸成功。後半自分もテーマに入り循環で繰り返し無事終了。
予想がつかないのもなかなか面白かったです。

最終手段はまさかのリセット

 どきどきしましたが、この後も他のセッションの演奏で先ほど一緒に演奏したベースさんの自由なソロから頭を見失う状況が発生しました。みな慣れていない感じだったので。これは復旧難しいだろうな。と今までの経験から思っていたのですが。
ドラムピアノはベースを見守っておりましたが。
やがて、不意に止めて、
ワーン、トゥー、ワントゥースリーフォー!
今までの流れを自然に止めて、まさかのリセットスタート。(笑)
ですが、あまりに自然な流れだったのでこれもありかもとおもうのでした。
今まで、頭見失ってしまったらどうしようと考えていたのがばかばかしくなるぐらいまさかの簡単な解決法でした。
一つまたセッションならではの方法を学んだのでした。
このあと、ボーカルさんともセッションを一緒にしてオブリをやってみる。
全く知らない曲であるものの、一巡目を聞いて感じを覚えておっかなびっくりやってみたのがこちらです。

ほとんど、間と手癖でやってますね。(笑)音楽理論とか全く知らなくてもこんな感じで演奏はできます。ホストバンドさんの安定の支えで演奏を楽しめました。

19時から初めて気が付いたら22時過ぎ。

最後に参加したのはI close my eyes

アルトの方とこちらも2管編成。軽く打ち合わせてこちらも後半自分が演奏する取り決めで。

ここで、テーマ曲を忘れるというより、another youと酒とバラの日々のテーマ曲を吹きそうになってしまう現象にあせる自分。途中本当にanother youを演奏しそうになっているのがおわかりでしょうか。ああ…指のもたれ感ひどい。

終了し、夜遅くなったのでこの辺で挨拶して帰りました。

ライブハウス内の音響も気持ちよく、ホストバンドさんのサポートもとても演奏できたのも楽しかったし。セッションはやはり初めて会った人と予想できないことがあって、来てよかったと思いました。エンディングもうちょっと練習しよう。

 今回、久しぶりに私もジャズセッションに参加してみましたが、感じたのはやはり全体の音を聞くことで、落ち着いて対処できるかな…と最近になって思えるようになってきたことでした。今日はこの辺で。

次回はセッションであがらない方法について話したいと思います。

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