こんにちはヨシオです。
昨日は天気が良く暖かくなってきましたね。町をあるくと桜が開花し始めておりますが来週あたりは満開な季節でしょうか。春ですねえ。
天気のいい日は、ライブハウスより外に出かけて気分転換というのも新鮮だと思います。
さて、これまで自分のケースのようにジャズセッションに行き始めた方は。
自分の得意なテーマ曲はばっちり演奏できるし、大体アドリブも感じがわかってきた。
4バースのアドリブ掛け合いも慣れたし、この間なんて最後の8小節間を循環で続けてリズムセクションと合図で終わらせることもできるようになれた!
など、大体のセッションのルールややり方にも慣れてきていると思います。
そんな時で陥りがちなのが、セッションで失敗して落ち込んでモチベーションにが下がってやる気がなくなってしまう。今日はそんなときのモチベーションの立て直し方についてお話してみたいと思います。
さて、楽しかったセッションのモチベーションが落ちてしまった!
それはどんな時でしょうか。自分の失敗経験からまず話してみたいと思います。
セッションで演奏者の演奏力の上手さに凹む
自分は、最初はセッションに参加できるだけでも楽しいと思っておりましたが。人って欲張りなもので、もっと欲が出てきてしまってました。
社会人セッションに参加を重ねて、セッションに慣れてきた私が当時考えていたことを思い出すと…。
もっとうまい演奏をして、まわりに評価されたい…とか。ホストセッションさんと渡り合えるようになりたいとか…。(うわあ恥ずかしい)
そんなわけで、私は一時期セッションの中で誰が一番上手いか下手かそればかり考えがちに陥ってしまったことがありました。初心者のクラスの中では自分が一番…ふふんとか。自分でいうのもなんですが上手くなっているのを実感すしてちょっと天狗になっていました。この人には負けるけど、あの人よりは上手いとか。(ちっちゃくて書いていて本当に恥ずかしい…。)
そんな中で、当時知り合った女性の気を引きたいという不純な動機から前情報も知らずあるライブハウスのセッションに参加したことがあったのですが。
1曲演奏してコテンパンにやられて泣きながら帰りました。(笑)
ホストさんのみならず、参加された人すべてが圧倒的な演奏力を持ち。
甘えのない説得力のある音を聞き、ビビり焦り、全然演奏できませんでした。
あまりの自分との差に、これまで考えていた自分の考えが恥ずかしくなりすぐに楽器を片付けて逃げるようにお店から出てしまったのでした。
レッスンを受けたが、モチベーションが下がり演奏をやめる
しばらく落ち込んで演奏をする気がなくなるヘタレな自分。(笑)
やがて、もっともっと練習すればいいのではと思い、レッスンを受けることにしました。部屋で練習できる環境も整えました。
しかしながら、レッスンを学ぶほど音楽的な積み重ねの膨大な課題をこなせる自信がなくなり楽器を続けるのが苦痛となってしまい、
それから3年間セッションや演奏から遠ざかりました。仕事もそうですが、やらなくてはいけない気持ちが苦痛だったし、音楽を楽しむはずの趣味が苦痛に思うのも嫌だったからだと思います。ちょうど、父が他界して実家の親の介護が必要になったこともあり、セッションや演奏から3年離れました。
周りと音楽をする喜びを再確認する
演奏をやらなくなり3年ほどたったある日、以前セッションでお世話になった友人夫婦より、クリスマスにピアノ音楽教室の演奏会のお手伝いのお誘いがありました。
最初は断ろうと思ってましたが、一緒にセッションで楽しかった友人でありましたのでお手伝いに参加させていただきました。
ジャズ以外に、子供向けの曲であったり、歌ものだったり。
ピアノ教室の生徒さん達と最後にクリスマスを演奏したり。
周りと一緒に音楽する楽しさをそこで知ることができました。
心が動かされたのは
ピアノを始めたばかりの低学年の子供たちや、
小学校高学年の子供たちで、ピアノの演奏が楽しくて仕方がないという姿に。純粋にこの曲を演奏したいという気持ちが伝わりました。
そこには、誰かに評価されたいとかではなくて、
純粋に音楽をやりたいという姿があらためて自分の心を打ちました。
それから、上手い下手など他の人を気にすることはなくなり。
代わりにより周りと音楽を作っていきたい意識に至ることができました。
なので、一緒に演奏する全体で一体感を感じられるようになりたいとというのが、自分のモチベーションです。お恥ずかしながら、お誘いいただいた友人夫婦に心から感謝してます。
以上が自分が至った音楽行うモチベーションです。
他の人にもそれぞれ音楽をする理由があると思います。
以上自分の音楽に対しての勘違いや失敗で回り道をしたきではありますが。
あらためて、なぜ音楽をするのか。
セッションをしてみようとおもっているのか。
セッションや演奏がちょっとしたくないなと思ったとき。
楽器から離れて、天気の良い日は散歩してもいいし。
映画を見たり読書したり、ジャンルが全く違う音楽を聴いてみるのもいいと思います。
人間性を経て音楽との向き合い方も人それぞれだと思います。
是非、あなたの中の音楽との存在を見つけられたらと思います。
今日はこの辺で。( ´∀` )