前回に続き自粛中でも練習する方法について書いてみました。
だいぶ自粛は解除されてますが、それでもしばらくはライブハウスや練習場所としてカラオケが利用できるのはまだまだ先のようです。
体力を鍛える、筋トレ的なものは何も考えなくても続けていれば一番体に効果が表れるからモチベーションが出やすい。
トレーニング器具で横隔膜や口周りの筋肉を鍛え、音を出さずしてもメトロノームをiPhoneやパソコンに落としてヘッドホンを聞きながらクロスフィンガリングなどの指を動かし筋力を落とさないようすることを話してみました。
確かにこれだと筋肉がつく。特に発声練習危惧を着けて1週間続けていきお腹の動きやあばら周辺の筋力が前よりコントロールできてきている気がする。
でも…
やっぱり音を出したい!
それにコード感覚や音程について養いたい。
まあそれも簡易なキーボードがあるのでそうした確認はできるのですが。
管楽器的に音を出したい!
ではそうしようかとうことで。
Rolandのエアロフォンを購入しました!
注文してから3日で到着ネットは早いですね。
サックスの場合は管体に当たりはずれがあるので試奏しますが、電子楽器は同じだろうということでネット通販で購入。実際当たり外れあるのかなあ?
予備のマウスピースと簡単な教材、マニュアル、ヘッドホン、ソフトケースのセット85000(税別)で購入。スタンドにするか悩みましたが、移動して使用するのを想定してソフトケースにしました。
ケースですが、楽器を守るスポンジがしっかりしているので安心しました。
段ボールの状態でも全く重量を感じない軽さ。
ソフトケースの中を開けると本体、電源アダプター、ストラップ、マウスピースキャップが入っている状態です。
さて本体を取り出してみます。
どの瞬間も初めてお見目する楽器を見る瞬間はワクワクしますね。
持ってみて改めて驚いたのがとにかく軽い!
マッピの下(ネック?)を指三本だけで軽く持てます。さらにキーの配置感覚があらためてサックスユーザーには触りやすい。
一番購入に悩んだのがサックスとシンクロできる楽器でした。
この後、吹いてみたのですがすぐに違和感は慣れるぐらいサックス奏者がすぐに使用できやすいフィット感があります。
裏側がこちら
ストラップを着ける場所の右側のデジタル表示窓は電源を入れると、環境設定の表示がでます。今回購入したのは一番最初に発売された10モデル。ストラップ取り付けの上のボタンで100種類以上の音を設定できたり、フラジオの指使いや自分仕様のフラジオ音の指使いの登録など設定できます。
そして何よりいいのが、ヘッドフォンや、イヤホンに接続できること。
そんな中で?と感じたのはこれ
なんでリストバンド?ではなくマウスピースバンドとよばれております。
着ちゃない話ですが、電子管楽器の類はどうしても演奏を続けると唾液がマウスピースからあふれて、そのまま流れると電子部分を痛めてしまうそうなのですね。マウスピースの下に装着することでこれらの唾液による水分から守る枠割があります。つけるとこんな感じです。
早速ヘッドホンを装着し電源を入れたらすぐに音が出て演奏ができました。
Rolandの純正マニュアルに細かく設定一覧がありますが、正直とっつきにい感は否めませんでした。それに加えてメカ音痴の自分。
今回すぐに演奏してみたいと思ったので、付属の教材をつけましたが正解でした。要点がしぼられていていろいろな楽器の音を試して吹くことができました。教材には初めての人にも吹きやすい曲が表記されていて早速バイオリンでG線上のアリアを吹いてみました。…バイオリンやチェロの音が実に自然に生の音のように聞こえる独自のRolandの技術らしいですが美しい音で、AE-10シリーズを購入してよかったです。
これで家で楽器ができる環境が整いました。
始めて吹いてみて、ほぼ自分が求めていることができるため満足しております。
筋トレ的に鍛え、音楽的に考察しながらスケールやコードに基づいた練習をこれからしてみます。
今回買ったエアロフォンはAE-10と呼ばれる初期のタイプでした。こちらは音質は一番いいタイプで値段は8万台ですが、最近では10シリーズよりよりコンパクトでUSB以外に赤外線でつなげるBluetooth対応のAE-05がでております。お値段も10シリーズより安い5万円台。さらにリコーダーのようにコンパクトになったエアロフォンminiと呼ばれるAE-01というタイプがでております。今後より改良されていくでしょうが、パソコンで新たな音源を更新できるなどハード的にもバックアップされているので用途は様々だと思います。
2つあるオクターブにまだ慣れてませんが。今後これを使って練習していきたいと思います。
それでは。( ´∀` )